小澤征爾氏が日本人では初めてとなるケネディ賞を受賞されました。29年間にわたり2002年までボストン交響楽団の音楽監督を務められ、“世界の小澤”と言われた小澤氏はボストン在住の日本人にとっては憧れと誇りの存在でした。稀に見る才能で交響曲、オペラは常に暗譜で指揮をされていました。すべて暗譜で高度な指揮をするということは才能もさることながら、人の寝ている間に努力をされていたのでしょう。当時はまだ白人社会のアメリカで、努力と才能で揺るがない地位を築かれた小澤氏。西洋音楽が東洋人である小澤氏により、より深い響きがボストンをはじめ世界で奏でられてきました。小澤氏の功労にお心よりお祝い申し上げます。